アパッチ

●042 アパッチ 1954

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 アパッチ族の酋長ジェロニモが降伏し皆がフロリダ送りとなる。護送中の列車からマサイ(バートランカスター)が逃げ出す。なんとか街にたどり着くが、服装や手錠から先住民ということがバレる。さらに逃げ、馬小屋に忍び込むが、そこは別の先住民チェロキー族が住んでいる家だった。そこで作物を植え育て白人と共存する生き方を聞かされるが、居留地へ戻ることを選択。

 居留地へ戻り知り合いの娘と父のところへ行き、チェロキー族からもらったモロコシの種を見せ話をする。安心して眠りにつくが、父の裏切りにあい、また捕まることに。

 再度フロリダに護送されることになるが、道中白人たちの思惑を逆手に取りまたも逃げることに成功。護送役の白人一人に自分は一人で戦うことを宣言、街へ戻り白人たちとの戦いを始め、裏切った父娘の娘を誘拐する。

 逃亡中、マサイは娘を捨てようとするが、娘は懸命について行く。マサイは娘を許し愛し合うことになる。やがて娘は妊娠、モロコシも芽を出す。二人はモロコシを育てることを決意。畑つくりを始める。娘はマサイのいない間に街へ降り、服や種を盗んでくる。が、店側がそれに気づき、マサイを追う白人にその情報が伝わる。

 とうとう住処が見つかり最後の戦いへマサイは向かう。育てた小さなモロコシ畑で行われる1対1の息詰まる戦い。決着がつこうとしたその時…

 アパッチ側から描いた西部劇は初めて見た。バートランカスターも娘役の女優もとても印象に残る。結末も良い映画ではないか。