幕末太陽傳

●044 幕末太陽傳 1957

 幕末の品川宿が舞台。オープニング直後、電車が写り、?と思うがナレーションで現在の品川ではなく幕末の頃の品川宿の話と判明。

 落語居残り佐平次が主役フランキー堺。一方佐平次が居残る女郎屋に高杉晋作石原裕次郎)がおり、女郎屋の女郎同士が客を競い合っている、女郎屋の放蕩息子は勘当寸前のどうしようもないヤツ。

 この辺りがベースになって話が進むが、様々な落語ネタが盛り込まれている。

 店の中の小事を佐平次が解決して行くが、最後には大事も見事に解決し、店を去って行こうとするが… ラストは「お見立て」でおしまい。

 落語をつなぎ合わせ、見事に話となっている。お見事。