鬼平犯科帳 第2シリーズ #06 雨引の文五郎

 第2シリーズ #06 雨引の文五郎

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 目黒祐樹がゲスト。

 ある店に雨引の文五郎という男から盗賊予告が届く。同心沢田と忠吾が店に呼ばれお酒を飲んでいる際に盗賊が現れるが取り逃がしてしまう。

 街では文五郎を探している男がいた。男は文五郎の情報を得るがその男を殺す。この殺しにより盗賊改方も文五郎の居場所を突き止めるが、鬼平は盗賊たちの諍いだと判断、双方を泳がす。鬼平自ら文五郎の後をつけるが、盗賊たちの争いに巻き込まれ取り逃がす。盗賊の一人を捕まえ履かせようとするが口を割らない。そこで勘兵衛という密偵を呼び盗賊彦蔵のことを聞く。

 一方文五郎は彦蔵一味に会いに行き、親分が捕まったので田舎に帰れと諭す。勘兵衛は彦蔵を牢抜けさせる。勘兵衛は鬼平宅へ戻るが、命が危ない状況だった。

 彦蔵が戻った一味は文五郎を殺しに隠れ家に行く。張っていた盗賊改方は一斉に一味を捕まえる。文五郎も観念し鬼平に捕まる。その夜勘兵衛は亡くなる。翌朝牢にいる文五郎の元へ鬼平が訪ねるが…

 

 老いた元盗賊で元密偵の勘兵衛の最期が悲しい。その葬式についての話を鬼平から聞いた五郎蔵の顔も。だからこそラストの牢での文五郎との会話にホッとさせられる。