鬼平犯科帳 第2シリーズ #12 雨乞い庄右衛門

 第2シリーズ #12 雨乞い庄右衛門

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 雨乞い庄右衛門(田村高廣)の子分を捕まえ取り調べをしていたが、舌を噛んで自害した。

 庄右衛門の子分たちは仕事のために集まっている。親分の体の状態を気にしていた伊太郎は親分の女とできていた。そこを見つかり兄貴分である半兵衛と安五郎に盗人の掟通り女を殺すように言われるが、周りの手下と一緒に二人を殺害、組織を乗っ取りにかかる。次の標的は親分。

 その庄右衛門は旅先で野良仕事に見とれているところを左馬之介に声をかけられる。「あぁして暮らすのも人間同じ一生ですな」と挨拶し二人は別れるが、宿で一緒になり夜語り合うことになる。

 小田原でも同じ宿となった。手下二人が庄右衛門の命を狙うが、左馬之介の助けもあり二人を追い払う。庄右衛門は病状が悪くなっているが、江戸へ向かおうとする。左馬之介は庄右衛門を助けようとするが、またも庄右衛門は先に宿を旅立ち江戸の伊太郎たちの元へ。庄右衛門は女を含めた手下を皆殺しにする。鬼平たちが駆けつけた時には庄右衛門の命は尽きる。

 

 田村高廣の最後の立ち回りはすごい迫力。さすがと言ったところか。その一方で最後に流れる足踏水車の映像が切ない。