眠れぬ夜のために

●075 眠れぬ夜のために 1984

 不眠症で悩むエド。会社の会議でミスをして早退するが、家で妻の浮気を見てしまう。その夜、エドは一人で起き出しドライブをし空港の駐車場で時間を潰す。そこへ暴漢に襲われた女性が助けを求めやってくる。出口で警官に説明しようとするが、女ダイアナは何でもないと言い、家まで送ってくれと頼む。マリーナの船に送るとダイアナは船への乗船を拒否される。

 次はハリウッドのダイアナの兄の家へ行くことに。船には遅れて暴漢たち来て、家探しをする。兄の家で兄と遭遇、兄からも出て行くように言われる。外へ出ると車がレッカー移動されていた。そこへ暴漢たちが。二人は兄の車で逃げる。車中でダイアナから暴漢たちはヨーロッパから彼女が持ち帰ったものを狙っていると聞かされる。二人はダイアナの友達がいる撮影所へ。そこでダイアナは友達のクリスティーにブツを預ける。

 二人は撮影所も追い出される。エドはダイアナに事情を説明するよう求める。彼女は宝石の密輸をやったこと、それを暴漢たち=イラン人に狙われ、ハーシという友人も殺されたこと、密輸絡みなので警察も頼れないことを話す。

 ダイアナは最後の頼みのハミードとコンタクトを取る。彼女を待つ間にエドはメルビールの代理人を名乗る男に拳銃を突きつけられ宝石のありかを聞かれる。パトカーがきて命拾いをする。二人は車でハミードの家へ行き別れるが、ダイアナのことが気になったエドはハミードの家へ向かう。すると中では人が殺されており、メルビールの代理人がダイアナを人質に取っていた。ハミードが息を吹き返し乱闘となった間に二人は逃げ出す。そこへ暴漢たちも車で乗り付ける。通りかかたタクシーに乗りカーチェイスの末何とか逃げ切る。

 二人は深夜のレストランでお互いのことを話す。エド不眠症と妻の浮気のこと、ダイアナはジャックの愛人を5年間やっていたことを。

 翌朝、暴漢たちはクリスティーのところへ。怖くて逃げ出したクリスティーは海で殺されてしまう。二人はダイアナの兄の家へ行くが、家中荒らされており、秘密警察に捕まってしまう。宝石を返すので許して欲しいと言うが、シャヒーンが命を欲しがっていると言われる。ダイアナはクリスティーのところへ連れて行かれ、宝石を持って来るよう命じられる。ダイアナはその場にいた警官とともに車に戻り、車を乗っ取り逃げる。

 二人はジャックの家に潜り込む。ダイアナはジャックに経緯を説明、ジャックも大地の事情を理解していた。ジャックは二人に宝石を売るよう持ちかけることを提案する。

 そしてエドはシャヒーン宅へ取引に行く…

 

 ジョンランディスとダンエイクロイドということで見たが、何だか全く予想と違う映画だった。コメディであることは間違いないんだけど、映画監督が多く出演していると言っても誰が誰だかわからないし。不眠症はあまり関係ないし。最後の宝石の取引の件も誰がどう欲しがっているのかよくわからなかった。うーん…