フレンチ・コネクション

●138 フレンチ・コネクション 1971

 麻薬担当の刑事ポパイことドイルとルッソのコンビはヤクの売人を捕まえる。その夜、二人は酒場に飲みに行くが、そこでワルが勢揃いしているのを見かける。大物のワルもいる中で、二人は若い男女を尾行することに。そこから大物マフィアに事件は繋がって行く。財務省の捜査官も加わり、操作を続けて行くと、マルセイユから大量の麻薬が運び込まれることがわかる。二人は取引の現場を抑えようとするが…

 

 アカデミー賞も取った名作。子供の頃に見た記憶があり、ストーリーはあまり覚えていなかったが、とにかく走りまくるハックマンとラストシーンが強烈だった記憶がある。

 今回改めて見直してみると、刑事の地味な捜査が印象に残る。チームでの尾行のすごいこと。マルセイユのボスであるアランと地下鉄での尾行の駆け引きは非常にリアル。その後の電車を車で追いかけるカーチェイスは迫力があるが、尾行を巻かれるシーンの方が印象が強い。

 ラストは物議を醸し出した、と記憶しているが、今回見た感じではそんなに違和感は感じなかったがどうか。当然2も見たい。