わかる古事記 日本を読もう

●わかる古事記 日本を読もう 村上ナッツ

 古事記本2冊目。阿刀田さんの本もわかりやすかったが、こちらは大きなエピソードごとに章分けし、章の扉として登場人物を漫画化、そのキャラを使ってストーリーの骨子を説明する、というさらにわかりやすくした本。

 古事記は多くの神様?が登場し、しかもわかりにくい名前の登場人物が多いので、漫画化されたことで、とてもわかりやすく、頭に入ってきやすかった。また、別章での登場人物についても簡単に脚注をつけることで、振り返りもしやすく、人物同士の相互関係がすんなり理解できた(と思う)。

 いやぁ、これこそ古事記入門書としてうってつけの一冊。