怒りのガンマン/銀山の大虐殺

●312 怒りのガンマン/銀山の大虐殺 1969

 駅馬車がヒラベントの街に着く。街には賞金首のフィリップを賞金稼ぎたちが狙っており、駅馬車から降りないように言われる。しかし馬車の乗客の一人クレイトンは平然と街の酒場に向かう。フィリップは賞金稼ぎたちと撃ち合いを始め、クレイトンのいる酒場に逃げ込む。クレイトンはフィリップを撃ち、その死体を引きずりながら賞金稼ぎたちの前に出て行く。賞金稼ぎたちはフィリップの死体を渡すようにクレイトンに言うが、彼は聞き入れず撃ち合いに。ダイナマイトを使おうとする賞金稼ぎの元で死んでいたはずのフィリップがダイナマイトを奪い爆発させ、その隙に馬に乗って逃げる。

 賞金稼ぎたちはフィリップを追うが、彼はうまく巻いて逃げる。駅馬車は次の街は向かい、クレイトンも乗車する。その馬車にフィリップが乗って来る。フィリップはサクソン一家の父親を殺した殺人罪として死刑宣告を受けていたが、彼は殺していないと主張、脱獄を図り、3000ドルの賞金がかけられていた。

 駅馬車はシルバーベルに到着する。夜フィリップは寝ているクレイトンの銃を奪いクレイトンを脅すが、クレイトンも負けていなかった。翌朝馬車が爆破され、賞金稼ぎたちに包囲され、賞金稼ぎたちがフィリップを連れて行く。クレイトンはあとを追う。

 賞金稼ぎたちはフィリップを拷問にかけ、金脈の場所を吐かせようとしていたが彼は答えなかった。クレイトンは彼を助け出すが、フィリップはクレイトンの馬を奪いサクソンシティーに行ってしまう。

 サクソンシティーではサクソン一家が街を牛耳っていた。無抵抗の老人をアダムが射殺する。そこへフィリップが駆けつけ、アダムを人質にし、アダムの兄で保安官をしているイーライに会いに行く。そこでフィリップは改めて無実を主張する。イーライは父が殺害された時の状況を思い出す。

 街に駅馬車が到着、クレイトンもその中にいた。フィリップは保安官事務所を出て、サクソン一家と撃ち合いになる。その最中にフィリップは仲間に金脈の場所を教え仲間と行くように告げる。

 クレイトンはイーライと酒場で話をする。彼もイーライに父親を殺したのはフィリップではない、と話し、父親は正面から撃たれたが、フィリップは後ろにいたことを告げる。イーライは酒場を出て手下にクレイトンを殺すよう命じるが、手下は逆にやられてしまう。イーライは殺人罪でクレイトンを捕まえようとするが、酒場にいたアダムの婚約者が正当防衛だと証言する。

 フィリップはクレイトンの宿部屋に来て、サクソンの前で証言するように脅し彼を連れて外に出る。外にはフィリップの父を殺したポールが待っており、二人は決闘をしフィリップはポールを倒す。ポールは死の間際、金脈に行った仲間は皆殺しにされていると告げる。

 金脈を探しに行ったフィリップの仲間たちは、アダムによって皆殺しの目にあっていた。

 酒場でクレイトンはサクソン一家のボス、デビッドと話し合う。彼はクレイトンにフィリップを連れて街を出れば金を払うと言うが、クレイトンは断る。その時店の外にフィリップがやって来る。彼は金脈で殺された仲間たちの死体を馬車に積んでやって来ていた。フィリップは撃たれてしまう。クレイトンも仲間と見なされ、サクソン一家と撃ち合いに。

 翌日フィリップの絞首刑が執行される。その場にクレイトンが現れ、サクソンの父を殺したのはフィリップではない、やったのは自分だ、しかしあれは罪を犯した男の処刑だったと話す。そしてサクソン一家の3人と決闘をすることに。

 クレイトンは3人を倒し、フィリップの元にはアダムの婚約者がやって来る。

 

 うーん、なんだかよくわからないストーリーだった。リー・ヴァン・クリーフを観るためだけの作品?って感じなのか。西部劇もこのころの作品になると、ストーリーをひねり過ぎていて、よくわからない(笑

 サクソン父を殺したのがクレイトンなら、どうして最初からそれをフィリップに言わなかったのか?犯人がクレイトンと知っていたサクソン家の長男デビッドはなぜそれを兄弟に告げなかったのか?あぁそれは銀山のありかを知っているフィリップを殺人犯に仕立てて、銀山を己のものにするためなのか。あぁやっと今わかった(笑

 他にもアダムの婚約者が最後にフィリップを心配してやって来る理由も?だし。そもそもフィリップが撃った銃の弾を葉で受け止めるリー・ヴァン・クリーフはどうなのよ(笑

 BGMがキルビルで使用されたことがこの映画を有名にしたみたいだけど。

 なんか(笑 ばかりになってしまった。

 

 

怒りのガンマン 銀山の大虐殺 MWX-205 [DVD]

怒りのガンマン 銀山の大虐殺 MWX-205 [DVD]

  • 発売日: 2017/11/27
  • メディア: DVD