荒野の決闘

●313 荒野の決闘 1946

 アープ兄弟が牛追いをしている。ワイアット・アープがクラントン親子に声をかけ、牛の水飲み場と街の場所を尋ねる。クラントンはトゥームストーンの街を教え、牛を安く買おうとするが、ワイアットはカルフォルニアに売りに行く言いと断る。

 アープ兄弟は野宿をする。末弟ジェームズは恋人へのプレゼントとしてペンダントを買っていた。牛の世話をジェームズに任せ、残り3人の兄弟はトゥームストーンの街へ行く。

 ワイアットが理髪店に入ると酔っ払った先住民が騒ぎを起こしていた。保安官も及び腰になっていたため、ワイアットは自ら先住民を取り押さえる。ワイアットは保安官になるように頼まれるが断る。

 兄弟が牛の元に帰るとジェームズが殺され牛が盗まれていた。街に戻ったワイアットは保安官になる。ワイアットが酒場でカードをしていると店の女チワワがイカサマをするのに気づき、彼女を店から追い出す。その時ドクが街へ帰ってきて店に顔を出す。ワイアットはドクと話をし、兄弟も交え一緒に酒を飲む。

 街では芝居が演じられようとしていたが、主役が不在だった。ワイアットとドクは酒場に主役を連れ戻しに行く。クラントン兄弟が主役を拉致していたが、ワイアットは彼らを倒し主役を連れて行く。

 トゥームストーンの街へ美女がやってくる。彼女はクレメンタイン、ドクを探していた。夜クレメンタインはドクと対面するが、彼は東部に帰るよう彼女に言い、出ていかないのなら自分が出て行くと話す。ワイアットはドクにお節介を焼くが、ドクは酒をあおるだけだった。ワイアットは彼を殴り部屋に寝かしつける。

 街では協会が建設されようとしていた。

 チワワがドクの部屋を訪ねる。ドクはメキシコに行くつもりだと話し、チワワを一緒に、と誘う。

 クレメンタインは街を出て行こうとしていた。それを見かけたワイアットが声をかける。その時教会の鐘の音が聞こえ、クレメンタインとワイアットは礼拝に行くことに。教会の建設現場では、建設を記念してダンスパーティーが開かれていた。皆が踊るのを見ていた二人だったが、ワイアットがクレメンタインをダンスに誘い一緒に踊る。

 その後食事をしていた二人の元へドクがやってくる。クレメンタインに対し怒るドクだったが、ワイアットが街を追い出す権限はないと言い放つ。ドクは街を出て銀行の金塊輸送の仕事を始める。

 それを知ったチワワがクレメンタインの部屋に乗り込み、一緒にメキシコに行けるはずだったのにと罵る。そこへワイアットがやってくる。彼はチワワが殺されたジェームズが恋人に買ったペンダントをしているのに気づく。彼女にどうやって手に入れたか聞くと、チワワはドクにもらったと答える。

 ワイアットはドクの元へ行く。決闘となるが、ワイアットはドクの銃を撃つ。二人はチワワの家へ。ペンダントのことを聞くと、チワワはビリー・クラントンからもらったと話す。その時ビリーがチワワを銃で撃ち逃げる。ワイアットの弟バージルが彼を追う。

 チワワは手術が必要だったが、医者はいなかった。そのためドクが手術することに。

 ビリーは家に逃げ帰るが、バージルの銃弾を受けていて死亡する。バージルもクラントン家を訪ねる。そこでビリーの死亡を確認するが、その際クラントンに撃たれ死亡してしまう。

 チワワの手術は無事成功する。酒場で一息入れたワイアットだったが、クラントン一家がバージルの死体を店の外に投げ出し、OK牧場で待っていると言い残して去る。

 ワイアットは弟モーガン、ドク、街の仲間2人を連れOK牧場へ。撃ち合いが始まり、ドクが撃たれるが、クラントン一家の息子たちは全員射殺する。ワイアットはクラントンに苦しめと話しそのまま行くように言う。しかしクラントンは最後に反撃しようとしたため、モーガンが射殺する。

 ワイアットは街を去る。見送りに来たクレメンタインは街に残り教師になると話す。ワイアットはクレメンタインに別れのキスをし去って行く。

 

 西部劇の古典。これが全ての原点なんだなぁ。

 一見反発しそうな二人の男の友情。画が浮かぶ音楽。牛追い。酒場。ポーカー。美女。男に惚れる娼婦。どうしようもない悪役。最後の決闘。そして切ない別れ。

 特にこの映画では、ヘンリー・フォンダ演じるワイアットの「品」が良かった。クレメンタインをダンスになかなか誘えないもどかしさ。ラストの別れのセリフ。

 このブログで西部劇は50本ほど観てきたが、さすがの1本。