踊る大紐育

●336 踊る大紐育 1949

 3人の水平ゲイビー、チップ、オジーが乗った船がニューヨークに寄港する。3人は24時間の休暇でニューヨークの観光、女性とのデートをしようと街に繰り出す。

 地下鉄に乗った際に6月のミス地下鉄のポスターを見たゲイビーはそのアイビーに一目惚れする。地下鉄を降りたところで偶然アイビーを見かけるが、彼女は地下鉄に乗って行ってしまう。タクシーを捕まえ次の駅へ行こうとするが、タクシーの運転手がチップのことを気にいる。タクシーで次の駅へ行くが、アイビーは見つからない。ヒルディも含め4人でアイビーが行きそうな美術館博物館巡りをする。博物館で人類学を学ぶクレアと知り合う。

 博物館で5人は恐竜の模型を壊してしまい逃げる。そして5人は3手に分かれてアイビーを探すことに。ヒルディとチップ、クレアとオジー、ゲイビーに分かれる。

 ヒルディとチップは彼女の家に行くが、ヒルディの同居人ルーシーに邪魔をされる。なんとかルーシーを追い出し二人は部屋で楽しむことに。

 ゲイビーは音楽学校を探しアイビーを見つけ、夜のデートの約束を取り付ける。しかしアイビーはダンスのコーチから23時半にはショーに出ることを約束させられる。

 5人の待ち合わせ場所、エンパイアステートビルディングでヒルディとチップはデートをしていた。そこへ皆が集まってくるが、博物館の恐竜を壊した件で警察が彼らを追っていた。なんとか警察の追求を誤魔化したところへアイビーがやってくる。

 6人はナイトクラブでデートをするが、時間が来てアイビーは帰ってしまう。落ち込むゲイビーのためにヒルディは同居人ルーシーを呼ぶ。しかしゲイビーはアイビーに会いたがっていた。ゲイビーはバーで音楽学校で見かけたアイビーのコーチに会い、アイビーの居場所を聞き出す。そして5人はそこへ行き、アイビーと会うことができるが、警察も追って来て大騒ぎとなる。

 

 ミュージカル4連続。本作はジーンケリーとフランクシナトラという組み合わせ。しかし男性陣だけでなく、女性陣の歌と踊りも見事だった。邦画タイトルにもなっている「New York, New York」はこの映画の楽しさに見事にマッチしている曲。

 ストーリーはあってないようなものだが、コメディリリーフとして?登場したヒルディの同居人ルーシーがなかなか笑わせてくれた。

 これだけ立て続けに見たから、しばらくミュージカルはいいかな(笑