超現代語訳戦国時代 房野史典

●超現代語訳戦国時代 房野史典

 お笑い芸人房野氏が、メチャメチャ現代語で戦国時代を会話中心のストーリー化した

一冊。序章 応仁の乱、第1章 関ヶ原の戦い、第2章 真田三代の3章構成。

 だいぶ昔に「超訳」というヤツが流行ったがそれを彷彿とさせる内容?それぞれの事象において、通説と言われていることももとにして、それを現代語会話に置き換え、各武将などがどうしてその行動を取ったのかをわかりやすく説明している。

 ここのところ、戦国時代関連本を多く読んできたが、これほど簡略化された本は初めてで、できればこの本からスタートしたかった(笑 歴史嫌いの人にはもってこいの入門書といった感じ。

 ただ上記した通り、この本で語られるのは、3つの事柄のみで、戦国時代をすべてカバーしているわけではないのと、スイスイ読めてしまうので読んだ瞬間は、内容、その時の状況を理解したつもりでいるが、頭の中にしっかりと残るかというと疑問。

 今回頭に残ったのは(観ていないが)、大河ドラマ真田丸」は面白かっただろうなということ、だけ(笑

 それでもこんな本があってくれたら面白い。そんな感じの一冊。