ジュラシック・パークⅢ

●508 ジュラシック・パークⅢ 2001

 ジュラシックパーク付近をパラセイリングしていた二人組は船が襲われ島へ落ちてしまう。

 ジュラシックパークでの事件から8年後、グラント博士は助手びりーとともに恐竜の研究を続けていたが、資金不足に苦しんでいた。そこへカービー夫妻がやってきて、ジュラシックパークの島サイトBの上空を飛ぶツアーのガイドをして欲しいと頼んでくる。二度とジュラシックパークには行かないと決めていた博士だったが、資金不足のこともあり依頼を受けることに。

 彼らを乗せた飛行機がサイトBに着陸しようとしたため、博士は怒るが殴られて気絶。気づけば既に島に上陸していた。カービー夫妻は息子が2ヶ月前に島付近でパラセイリングをしている途中に行方不明になったため、その捜索のために来たのだった。しかし恐竜により飛行機は破壊、皆は息子の捜索に乗り出すことに。

 博士は皆とはぐれてしまい恐竜に襲われ絶体絶命のピンチに陥るが、夫妻の息子エリックにより助けられる。そして夫妻と再会。皆はその後も恐竜たちに襲われながらも逃げ延びるが、博士は助手ビリーが恐竜の卵を盗んで来たことに気づき叱責する。

 皆は海岸に船があることを発見、川を下り船に向かう。恐竜たちに襲われながらも、衛星電話を見つけ、博士の元恋人に連絡、救助隊により救助されることに。

 

 このシリーズはTVで何度も放送されているが、家族が見ているのをぼーっと見ているだけで、キチンと見たのは今回が初めて。そのため登場人物の関係性など知らずに見ていたが、それでも話がわかるのはさすが娯楽作品(笑

 島の開発や恐竜による金儲けなどのエピソードがない分、本作は息子の救出という一点が目的であり、話は非常にわかりやすかった。御都合主義の展開も多かったが、そこは娯楽作品と割り切れば問題ない。尺も90分強と短く、気楽に楽しめた。

 最新作も公開されるそうで、キチンと見ても良いかなと思えるシリーズかも。