もう一度見たくなる100本の映画たち 外国映画編 立花珠樹

●もう一度見たくなる100本の映画たち 外国映画編 立花珠樹

 新聞記者であり映画評論家でもある著者が、1930年代から2010年代までの映画の中から100本を選び出し紹介する一冊。

 以前、「淀川長治映画ベスト1000 決定版」という淀川さんの本を読んだが、あちらが映画評論の神様が書いた恐れ多い一冊(笑 だったのに対し、こちらは同じ映画ファンが書いたもので、映画に対する親しみに共感できるのが嬉しい。

 映画もハリウッドのものだけでなく、様々な国で製作されたものからピックアップしている。そのためか、タイトルも知らないものも多く、残念ながら子供の頃から含めて観たことのある映画は全体の3分の1程度しかなかった。このブログを始めて既に500本以上の映画を観ているが、まだまだだと感じさせてくれる。

 

 同じ著者の同様な本がまだ他にもあるらしい。そちらも是非読んでみたい。