大いなる勇者

●524 大いなる勇者 1972

 西部開拓時代、ジョンソンは街での生活に疲れ、一人山で暮らす決心をして入山する。冬山でハチュットが凍死しているのを見つけ、彼の所持していたライフルを手に入れる。その後、山で暮らす老人ベアと出会い、彼に山での暮らしについて必要なものを教えてもらう。

 ベアと別れたジョンソンは開拓者の山小屋を見つけるが、先住民たちにより子供たちが殺されており、生き残った母親と息子がいるだけだった。ジョンソンは母親から口のきけない息子を託される。ジョンソンは彼をケイレブと名付ける。

 ジョンソンは先住民に襲われ生き埋めにされているギユーを助け、彼らを襲った先住民たちを倒す。ギユーは先住民の頭皮を狩る。その後別の種族に出会うが、彼らは自分たちの敵である種族を倒してくれたことを感謝、一族の元へ案内される。族長にあったジョンソンは頭皮をプレゼントするが、お礼に族長の娘スワンを妻として差し出される。

 ジョンソンはケイレブとスワンの3人で旅を続ける。言葉の通じない者同士だったが、時間が経つに連れ情を交わすようになる。ある時騎兵隊が馬車が川にはまったと言ってジョンソンに助けを求めてくる。ジョンソンはタイに同行するが、途中好戦的なクロウ族の墓場に差し掛かる。ジョンソンは神聖な場所を汚すことはできないというが、隊は時間がないと言って墓場を通ることに。ジョンソンも同行し、馬車の場所までたどり着く。ジョンソンは一人で帰るが墓場に差し掛かった時に胸騒ぎを覚え家に急いで戻るが、スワンとケイレブは殺されていた。

 ジョンソンは二人の復讐を誓い、家を襲った先住民たちを殺す。その後も一人で旅を続けるジョンソンを先住民たちが襲うがジョンソンは返り討ちにしていく。そんな時ギユーと出会う。ギユーから彼らは一人ずつで襲ってくる、町へ戻れと言われるが、ジョンソンは拒否する。ギユーと別れたジョンソンは、ケイレブの家へいくが、そこに母親はおらずクエイラン一家が暮らしていた。そこには先住民たちがジョンソンのために作った墓があった。

 ジョンソンはベアと再会する。ベアはよくここまで生き残ったものだと話し、また去っていく。

 

 うーん、途中までは理解できたのだが、ラスト近辺の話がよくわからない話だった。wikiによると実話を元にしているようだが。

 町での暮らしに疲れた男が山で暮らすことを決意、一部の先住民と仲良くなり、先住民の女性を妻に迎えるが、別の種族に殺されてしまい、復讐をしていくという話。ここまではわかるが、結局冒頭や途中で主人公とコンタクトを取ったあの赤い服の先住民が、仇となるクロウ族だったの?だとしたら、最後に会った時に手を挙げたのはなぜ?主人公の強さを認めたということ?そもそもラスト近くで登場するクエイラン一家のそばに建てられたジョンソンの墓の意味は?

 主人公のモデルとなったジョン・"リヴァー・イーティン"・ジョンスンのwikiでは、彼は最終的にはクロウ族と仲直りした、と書かれているのでそういうことなのか。

 

 うーん、よくわからない。わかったのは30代のレッドフォードのカッコよさと雄大な自然の美しさ、といったところか。あぁもう一つ、レッドフォードが既に85歳なのもビックリ(笑