フラッシュ・ゴードン

●553 フラッシュ・ゴードン 1980

 宇宙を支配する皇帝ミンは地球を見つけ、天変地異を起こす。そして時間をかけ地球を滅ぼそうとする。

 小型飛行機に乗り合わせたアメフトのスター選手ゴードンと添乗員のデイル。ミンの仕業の天変地異で飛行機が墜落しそうになり、協力してなんとか不時着をする。着いた先はザーコフ博士の研究所。博士は宇宙人による地球侵略を予想しており、月の軌道観測データから、10日後に月が地球に衝突すると予想しており、自作のロケットでその危機を回避しようとしていたが、ロケットの乗組員が足りず困っていた。

 そこへ現れたゴードンとデイルだったため、博士はデイルを助手にしてロケットを飛ばそうとしたが、ゴードンも一緒に乗り込んでしまう。

 3人は宇宙へ飛び立つが、ミンの支配地に引き寄せられてしまい、捕らえられる。ゴードンはミンに反逆したため毒殺され、デイルはミンの妻に、博士は記憶をなくす装置にかけられてしまう。しかし皇女オーラによりゴードンは復活、博士は自力で記憶を奪われずに済んでいた。デイルはゴードンとテレパシーで連絡を取り、脱出に成功、博士と合流する。

 ゴードンはオーラとともに、オーラの婚約者バリンの元へ。オーラは城に戻るが、ゴードンを逃したことが発覚し拷問にかけられてしまう。デイルと博士はバルタンに捕まるが、ミンを倒すチャンスだと説得しようとする。ゴードンもそこに連れてこられ、バリンと戦うことに。バリンを倒したゴードンだったが、彼を助け一緒にミンを倒そうと説得。バルタンはゴードンの説得に乗らずに逃げてしまう。

 ゴードンはバリンとともにミンと戦うことに。バルタンも部下に言われそれに加勢する。大勢力となった皆でミンの城を攻め、ミンを倒すことに成功。バリンが皇帝となり、バルタンとともに平和に暮らすことを宣言する。

 

 超有名な主題歌は昔から何度も聞いていたが、映画そのものを観たのは今回が初めて。40年前の映画であり、原作はアメコミでさらに古く80年近い前のもの。そのため、ストーリーや映像などにツッコミどころは満載だが、仕方なしだろう。

 驚いたのは、この映画はカルト的な人気を博しており、熱狂的なファンが多数いるということ。アメコミ原作でこれだけ古い映画のため納得できるが、それにしても…。

 もっとも驚いたのは、wikiのエピソードに記載があるが、ルーカスがこの原作の映画化を念願していたということ。それだけこの原作はアメリカ人には大切なものだったんだろう。