オブリビオン

●556 オブリビオン 2013

 ジャックは侵略を受ける前のNYで暮らす自分の夢を見ていた。そこには見知らぬ女性がいた。

 地球は異星人スカヴからの侵略を受け月を破壊される。人類は反撃を開始しスカヴを攻略したが、地球は廃墟とかしてしまった。人類は土星の惑星に移住することを決め、宇宙ステーション「テット」に避難していた。ジャックと同僚のビクトリアは、地球に残りドローンとともに、スカヴの残党と海水プラントの監視していた。彼らはスカヴに情報が漏れるのを防ぐ目的で過去の記憶を消されていた。

 ある日ジャックは宇宙船の不時着を目撃、現場へ。生存者がいたがドローンが攻撃をしてしまい、生き残ったのは女性一人だった。その女性ジュリアはジャックが夢で見た女性で、彼女は目をさますとなぜかジャックの名前を呼んだ。ジャックはジュリアを基地に連れ帰る。ジュリアは宇宙船のフライトレコーダーを入手したいと話し、ジャックとともに宇宙船へ。しかし二人はスカヴに襲われて拉致されてしまう。

 スカヴのアジトで目を覚ましたジャックは、彼らが異星人ではなく人間であることを知る。彼らのリーダー、マルコムはテットこそが地球の侵略者だと話し、テットを攻撃するために力を貸すようにジャックに話す。しかしそこにドローンが攻撃をしてきて、ジャック達は逃げる。ジュリアはジャックに自分はジャックの妻だったことを告げ、ジャックは夢の意味を理解、マルコム達の話を信じる。

 ジャックはジュリアを連れて基地へ戻るが、ビクトリアは彼らの入室を拒否、そこへドローンがやってきてビクトリアを殺し、ジャック達も狙われる。何とか逃げ出したジャックは、人の気配を感じそこへ近づく。そこにいたのは、自分と同じ姿をした男だった。ジャックは男に勝つがジュリアが負傷。男の基地へ行くとそこにはビクトリアが待っていた。ジャックは自分たちがクローンであることに気づく。ジュリアを治療したジャックはマルコム達の元へ。

 マルコムから真実を聞かされたジャックは、ドローンのプログラムを書き換え、テットを破壊することを決意するが、ドローンにアジトを襲われて、ドローンを破壊されてしまう。ジャックは自ら核爆弾を持ってテットへ行くことに。ジュリアも同行すると言い出したため、カプセルで寝かせることに。しかしジュリアが目覚めたのは、ジャックが見つけていた森の中の隠れ家だった。テットに着いたジャックはマルコムとともに核爆弾を操作、テットを破壊する。

 隠れ家で暮らしていたジュリアの元に、ジャックのクローンがマルコムの仲間達とともに現れる。

 

 見始めて少し経った時に前に観たことがあるなぁと思い始めた。

 今年話題になったトップガンの続編の監督・主演がコンビを組んでいる作品。CGも世界観も素晴らしく、ここ最近ちょっと古い映画ばかり観てきたこともあって、本当に映像がキレイに感じられた。

 しかしストーリーの方は、どこかで観たような場面や展開ばかり。クローン、偽の記憶、鍵を握る夢、敵に思えた相手が実は味方だった、など。

 冒頭に書いたように前に観たのかもしれないが、観たかどうかは、最後まで観ても思い出せなかった。それだけ、「どこかで観たような」映画だったということか(笑