シン・ウルトラマン

●571 シン・ウルトラマン 2022

 日本に禍威獣が現れ、政府は禍特対を設立し対応する。7匹目の禍威獣に対応している時にウルトラマンが現れ禍威獣を倒す。禍特対では、浅見が配属され神永とバディを組むことに。

 ウルトラマンが禍威獣を倒す中、ザラブ星人が現れ地球と友好関係を結ぼうとするが、実はザラブ星人は日本を破滅に追い込もうとし、そのためウルトラマンである神永を拉致、その間に偽ウルトラマンを出現させ街を破壊させる。拉致されていた神永を助け、ウルトラマンザラブ星人を倒す。

 今度はメフィラス星人が日本にやってくる。圧倒的な力を見せつけ、政府と密約を結ぶメフィラス星人は人間を支配することが目的だった。ウルトラマンメフィラス星人と戦うが、途中ゾーフィが現れたため、メフィラス星人は去っていく。

 ゾーフィは人間が危険であると判断し地球を滅亡させるためゼットンを配備。しかし神永ことウルトラマンは人間を信頼しゼットンを倒そうとするが破れてしまう。神永のメモリからゼットンを倒すためのヒントを得た禍特対は海外の学者達と協力しゼットンを倒すための計算式を手に入れる。

 ウルトラマンはその計算式に基づきゼットンを他次元へ移動させることに成功。しかしウルトラマンも他次元へ連れて行かれてしまう。ゾーフィがウルトラマンを助けにくるが、ウルトラマンは地球に残ることを決意、神永となって地球に生還する。

 

 今年話題となった一本をAmazonで鑑賞。

 昭和のウルトラマン世代としては、シンゴジラと同じように期待して観てみたが期待外れというのが正直な感想。ゴジラは怪獣映画でありつつ、現在の日本政府をリアルに描いた点が非常に面白かったが、本作はやはりウルトラマン=ヒーローもの、であることがネックだったか。それとも、同じAmazonで観た庵野監督の「帰ってきたウルトラマン」に象徴されるように、庵野監督の思いが詰まりすぎていたのか。

 3本目の「シン」シリーズとなる仮面ライダーに期待するか。