ハリー・ポッターと賢者の石

●698 ハリー・ポッターと賢者の石 2001

 ハリーポッターは赤ちゃんの時に叔母夫婦に預けられ、不幸な日々を送っていた。11歳の誕生日ホグワーツ魔法学校への入学許可証が届き、ハグリッドが迎えにくる。ハリーの両親も魔法使いだったことを知らされる。

 ホグワーツに向かう列車の中でロンとハーマイオニーと知り合ったハリー。3人はグルフィンドール寮へ入寮することに。ハリーは同級生であるドラゴと諍いになり、魔法のほうきに乗り争う。それを見ていた教頭がハリーをクィディッチの選手として起用する。

 3人はある時立ち入り禁止の部屋に入ってしまい、そこで番犬が扉を守っているのを発見する。そのことをハグリッドに話し、その部屋の秘密にニコラスフラメイという人物が関わっていることを知る。ニコラスは賢者の石を作った人物だとわかり、3人は扉の奥に賢者の石があるのだろうと推察する。ハリーはスネイプ先生の行動を怪しみ、彼が賢者の石を狙っているのではと考える。そのことをダンブルドア校長に知らせに行くがあいにく校長は留守だった。3人は自分たちの手で賢者の石を守ろうと決意する。

 3人は番犬の元へ。ハグリッドに教えてもらったように番犬を眠らそうとするが、すでに番犬は魔法のハープによって眠らされていた。3人は扉を通って奥へ向かう。そこにはクィレル先生がいた。彼はヴォルデモートに操られており、賢者の石を使って復活を試みていた。ハリーはなぜか賢者の石を持っていることに気づく。それをクィレルが奪おうとするためハリーは戦う。ハリに触れられたクィレルは焼け死んでしまいヴォルデモートもどこへ行ってしまう。

 学校に戻ってきたダンブルドア校長によりハリーは戦いの真相を知る。ハリーの母が彼を守ってくれていたのだった。ハリーがホグワーツに来て1年が過ぎる。寮対抗の成績が発表されるが、3人の活躍によりグリフィンドールは優勝する。3人を含む生徒たちは実家に帰って行く。

 

 説明の必要のない大ヒット作。家の娘がシリーズのファンでTV放映されるたび見ていたが、私は横目でチラチラと鑑賞していただけでキチンと観たのは今回が初めて(笑 この後のシリーズも一応チラチラではあるが観ているので、主人公3人が幼いこの第1作は本当に観ていて可愛いと思ってしまう。シリーズ終盤では今日的になっているヴォルデモートも本作ではまだ弱い立場なのね。主人公が成長して行くパターンはジャンプ漫画の定番だが、本シリーズでは敵役も最初は弱っちいのがちょっと面白い。

 

 今回初めてキチンと観てわかったこと。

 2001年の第1作ということもあり、まだまだCGはレベルが低い。そのためかハグリッドはその異常な大きさを表現するために、ハリーと一緒のシーンのカット割りには随分と気を使っているのね。あと登場人物はなんとなくわかっていたつもりだったが、ロンに兄弟がいたのは今回初めて知った、と言ったら娘に笑われた。

 

 来週は第2作の放送らしい。せっかくなのでこちらもちゃんと観ておこう。