2021-10-01から1ヶ月間の記事一覧

マラソンマン

●430 マラソンマン 1976 男が銀行の貸金庫から小箱を取り出し、それを通行人に渡す。男は車に乗るが、街中でエンストし、後続車と口論になる。男がドイツ人だとわかり後続車が煽ってきて2台の車は激突炎上、男は死亡する。 大学生ベーブはジョギング中にその…

超現代語訳戦国時代 房野史典

●超現代語訳戦国時代 房野史典 お笑い芸人房野氏が、メチャメチャ現代語で戦国時代を会話中心のストーリー化した 一冊。序章 応仁の乱、第1章 関ヶ原の戦い、第2章 真田三代の3章構成。 だいぶ昔に「超訳」というヤツが流行ったがそれを彷彿とさせる内容?そ…

サイン会はいかが? 大崎梢

●サイン会はいかが? 大崎梢 「成風堂書店事件メモ」シリーズの第3作、前作が長編だったが、今回は短編集に戻った。 以下の5編からなる。 「取り寄せトラップ」〜本の取り寄せが本人たちがしたものではない事件が続く「君と語る永遠」〜本屋に社会科見学で訪…

逆説の日本史10 戦国覇王編 井沢元彦

●逆説の日本史10 戦国覇王編/天下布武と信長の謎 井沢元彦 以下の4章 第1章 織田信長の変革編-「政権の三要素」を巡る将軍義昭との抗争第2章 信長vs宗教勢力の大血戦編-安土宗論に見る「宗教弾圧」の正当性第3章 新しき権力の構築編-信長の「大坂遷都」計画…

ニュー・シネマ・パラダイス【インターナショナル版】

●429 ニュー・シネマ・パラダイス【インターナショナル版】 1988 サルバトーレは故郷の母親からアルフレードが亡くなったと連絡を受ける。彼は子どもの頃を思い出す。 サルバトーレはトトと呼ばれ、教会の手伝いをしていたが、一番好きだったのは映画と映画…

御法度

●428 御法度 1999 1865年京都。新撰組が新たな隊員を募集し、加納と田代が入隊する。加納は若く美しい青年だった。彼は衆道の相手として隊員から狙われることになる。近藤も加納を前に様子がおかしいと土方は思っていた。その後の立会い稽古で土方は田代と加…

グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち

●427 グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち 1997 ウィルは悪ガキ仲間たちとツルんでいた。彼は大学の清掃員の仕事をしていた。ある時数学のランボー教授が学生に向けての難問を廊下に掲示する。ウィルはその解答を記載する。教授は驚き学生に解いた人は名乗…

黄色いリボン

●426 黄色いリボン 1949 カスターがアパッチとの戦いに敗れ戦死、第7騎兵隊の旗の周りには212名の兵士の遺体があった。アパッチは部族間の抗争を超え一致団結、1万人が騎兵隊との戦いのためシッティングブルの下に集結していた。 そんな中騎兵隊の給料を運ん…

月下美人を待つ庭で 倉知淳

●月下美人を待つ庭で 倉知淳 倉知淳の猫丸先輩シリーズの短編集5作目、長編があるためシリーズとしては6作目にして現時点での最新作。 「ねこちゃんパズル」「恐怖の一枚」「ついているきみへ」「海の勇者」「月下美人を待つ庭で」の5編。 各短編で示される…

晩夏に捧ぐ 大崎梢

●晩夏に捧ぐ 大崎梢 「成風堂書店事件メモ」シリーズの第2作、前作が短編集だったが、今回は長編。 成風堂書店の杏子へ元同僚の美保から手紙が届き、美保の現在の勤め先である宇都木堂書店で起きた幽霊騒ぎの謎を解いてほしいと依頼される。バイトの多絵を連…

無法松の一生

●425 無法松の一生 1943 小倉の街に無法松と呼ばれている松五郎が戻ってきた。彼は俥引きで、警察の師範と喧嘩をし頭をケガする。また芝居小屋にいつも通り顔パスで入ろうとしたのを切符切りに止められ、その報復として金を払って入場、場内でニンニクを炊い…

刑事スタスキー&ハッチ 第1シリーズ #08 こわい殺し屋を追っかけろ

●刑事スタスキー&ハッチ 第1シリーズ #08 こわい殺し屋を追っかけろ あらすじ 店に強盗に入ったデューイは盗んだ金が組織の大金であったことに驚き、ヒョロ松に助けを求める。ヒョロ松は組織のボス、ルーと話をつけるが、デューイの女とその浮気相手がヒョ…

アンタッチャブル

●424 アンタッチャブル 1987 1930年シカゴ、禁酒法の街でアルカポネは酒の密造で巨額の利益を得ていた。一方で酒の売り込みを拒む店は爆破するなどの手法も用いていた。 そんなシカゴの街に財務省からネスが特別捜査官として赴任する。ネスは早速潜入捜査官…

配達あかずきん 大崎梢

●配達あかずきん 大崎梢 本屋さんが舞台、本屋さんが探偵役の推理小説短編集。 以下の5編からなる。 「パンダは囁く」〜老人からの伝言で本を探す客「標野にて 君が袖振る」〜母が書店で本を購入後姿を消してしまう「配達あかずきん」〜書店から配達された本…

わが母の記

●423 わが母の記 2012 1959年、売れっ子作家である井上は父の具合が悪いため伊豆の実家へ戻るが、そこまででもなかったため東京世田谷の自宅へ戻ってくる。その晩父は亡くなってしまう。葬儀が行われる。 1960年、母が井上の家に遊びに来る。井上の3人の娘た…

逆転の戦国史 砂原浩太朗

●逆転の戦国史 砂原浩太朗 戦国時代モノを探していて偶然見つけた一冊。 2020年に刊行されており、売りは近年の新研究や新資料を元にこれまでの通説と異なる人物や事件の実像に迫る、というもの。特に信長と光秀に特化しているようなサブタイトルがついてい…

猫丸先輩の空論 倉知淳

●猫丸先輩の空論 倉知淳 倉知淳の猫丸先輩シリーズの短編集4作目、長編があるためシリーズとしては5作目。 「水のそとの何か」「とむらい自動車」「子ねこを救え」「な、なつのこ」「魚か肉か食い物」「夜の猫丸」の6編。 今回は前作「猫丸先輩の推測」のま…

ロスト・バケーション

●422 ロスト・バケーション 2016 海岸で少年がカメラ付きのヘルメットを見つける。少年はカメラを再生、そこにはサメに襲われた映像が残されていた。少年は走って助けを探しに行く。 ナンシーは地元の男性カルロスに海岸まで車で送ってもらう。そこは自分を…

駅馬車

●421 駅馬車 1939 騎兵隊の駐屯地にアパッチのジェロニモが現れたと情報が入り、さらにローズバーグからの急報が入る。通信が途中で途絶え、一言「ジェロニモ」とだけあった。 トントの街に駅馬車が到着、乗客のマロニー大尉夫人は身籠っていたが、次の駅で…

刑事スタスキー&ハッチ 第1シリーズ #07 子供を撃った警官

●刑事スタスキー&ハッチ 第1シリーズ #07 子供を撃った警官 あらすじ スタハチが強盗事件の現場へ。スタスキーが犯人の一人を射殺するが、それは14歳の少年だった。現場の目撃者の証言もあり、スタスキーは査問委員会にかけられ、その様子はTV中継される。…

神の悪手 芦沢央

●神の悪手 芦沢央 将棋に関する5編のミステリ短編集。ネットで話題になっていたので読んでみた。 「将棋に関する」ミステリではあるが、棋士とミステリなどという普通の設定ではない。一風変わった場面で起きるミステリと言える。 各話の設定などは以下の通…