2020-09-01から1ヶ月間の記事一覧

紅花ノ邨 居眠り磐音江戸双紙 佐伯泰英

●紅花ノ邨 居眠り磐音江戸双紙 佐伯泰英 磐音シリーズ第26作。季節は夏から秋へ。磐音山形へ旅立ちと福島飛脚屋での騒動、岩谷観音巡りと野伏との戦い、前田屋押し込めと長源寺玄拳和尚との出会い、久保村双葉と紅花奉行播磨屋三九郎、前田屋内蔵助救出と奈…

ネバダ・スミス

●291 ネバダ・スミス 1966 マックスが川で水汲みをしていると3人の男がマックスに人を探していると話しかける。それが父親の名前だったため、マックスは彼らに家の場所を教える。すると3人の男はマックスの馬を逃し、家に向かう。3人はマックスの父が金を掘…

12人の優しい日本人

●290 12人の優しい日本人 1991 ある裁判の陪審員として12人が集められ、判決の会議が始まる。早速決が取られ、全員一致で無罪とする。しかし1人がもう少し話し合いましょうと言いだし、その1人が有罪に票を入れる。 彼は無罪を主張する11名にその理由を尋ね…

日本沈没

●289 日本沈没 1973 小島が沈没したことを受け、深海探索機わだつみに乗り、田所博士が調査をする。操縦者は小野寺だった。博士は日本海溝海底で異常を発見する。 小野寺は上司から葉山で女性を紹介される。彼女は阿部玲子という名前で小野寺と意気投合する…

黄金

●288 黄金 1948 1925年メキシコ。タンピコの街でダブズは金に困っていた。同じアメリカ人を見つけては金を恵んでもらう生活だった。それでもダブズは宝くじ売りの子供から少しの宝くじを買う。ダブズは公園で同じアメリカ人のカーティンと出会う。彼もまた貧…

猿の惑星

●287 猿の惑星 1968 宇宙飛行士テイラーは仲間とともに宇宙船での旅をしていた。船内時間で半年後、地球時間では700年後、地球へ帰還する予定だったが、船のトラブルにより、不明な惑星に不時着する。仲間の1人女性のスチュアートは機器トラブルにより白骨化…

白桐ノ夢 居眠り磐音江戸双紙 佐伯泰英

●白桐ノ夢 居眠り磐音江戸双紙 佐伯泰英 磐音シリーズ第25作。季節は夏。辰平からの手紙と殴られ屋向田源兵衛との出会い、家基への鰻差し入れと早朝道場への襲撃、武左衛門の怪我と女衆の深川見物、深川見物の続きと向田源兵衛仇討ちと奸三郎丸多面との対峙…

助太刀屋助六

●286 助太刀屋助六 2001 ひょんなことから仇討ちの助太刀をすることを生業にした助六。7年ぶりに故郷上州へ帰り、母親の墓参りをする。父親が誰かも知らない助六。墓に黄色い野花が捧げられているのを見つける。墓が小さいことに改めて気づき、立派な墓を建…

居眠り磐音江戸双紙読本 番外編 跡継ぎ 佐伯泰英

●居眠り磐音江戸双紙読本 番外編 跡継ぎ 佐伯泰英 磐音シリーズ25冊目にして初めての番外編を含む読本。 シリーズ関連の場所の地図、書名の由来と巻数、家の見取り図、番外編「跡継ぎ」、登場人物一覧、河合敦氏による江戸コラム、著者佐伯泰英氏インタビュ…

嵐を呼ぶ男

●285 嵐を呼ぶ男 1957 美弥子はバンドの女性マネージャ。ある日店に来た国分英次から兄正一をドラマーとして売り込まれる。美弥子は酒場で喧嘩をしている正一を見かける。その夜バンドのドラマーチャーリーが突然公演をキャンセルする。美弥子は正一を穴埋め…

朧夜ノ桜 居眠り磐音江戸双紙 佐伯泰英

●朧夜ノ桜 居眠り磐音江戸双紙 佐伯泰英 磐音シリーズ第24作。季節は年明けから春。桂川国端と桜子の祝言と道場破り相良肥後守定兼、道場早朝訪問者橘右馬介と今津屋偽銀遣い騒動、おこん養女入りと鶴吉からの情報〜5人の刺客〜1人目との戦い、鶴吉三味線の…

万両ノ雪 居眠り磐音江戸双紙 佐伯泰英

●万両ノ雪 居眠り磐音江戸双紙 佐伯泰英 磐音シリーズ第23作。季節は師走から年末年始。6年前麹屋家事と夜盗万両の大次郎、大次郎の島抜けと柳次郎笹塚を助ける、大次郎捕物と磐音江戸へ帰還、元日の道場破りと白犬白山、磐音佐々木道場跡取り披露。 最初の…

追想

●284 追想 1956 1917年ロシア革命によりロマノフ王朝が倒され、皇族は1918年に処刑された。しかし一部の皇族が生き延びたと噂され、皇帝の末娘アナスタシアを名乗る女性が現れる。 1928年パリ、ロシア正教の復活祭の日、元将軍ボーニンはステパンからアンナ…

荒海ノ津 居眠り磐音江戸双紙 佐伯泰英

●荒海ノ津 居眠り磐音江戸双紙 佐伯泰英 磐音シリーズ第22作。季節は冬。磐音おこん博多箱崎屋へ訪問とお咲若侍救出、江戸への便りとお咲と猪俣の件調査、品川柳次郎とお有の出会いと磐音太宰府訪問とお咲猪俣手助け、お有の縁談と御書院八幡家賭博取り締ま…

鯖雲ノ城 居眠り磐音江戸双紙 佐伯泰英

●鯖雲ノ城 居眠り磐音江戸双紙 佐伯泰英 磐音シリーズ第21作。季節は秋から冬。磐音おこん辰平が豊後関前藩へ到着と早朝洲崎浜での格闘、8年ぶりの中戸道場と父正睦襲撃、今津屋へのお礼品選びと友の墓参り、東源之丞襲撃負傷と中津屋捕縛、磐音おこん仮祝言…

拳銃王

●283 拳銃王 1950 1880年代のアメリカ南西部。早撃ちガンマンリンゴの物語。 リンゴは酒場にやってくる。1人酒を飲みに来たが、リンゴが来たことを知った若者エディがリンゴを挑発、リンゴが相手にしないとエディは銃を抜くが、リンゴに撃たれる。店の客がリ…

野分ノ灘 居眠り磐音江戸双紙 佐伯泰英

●野分ノ灘 居眠り磐音江戸双紙 佐伯泰英 磐音シリーズ第20作。季節は夏から秋。磐音宮戸川引退と優しき暗殺者岸和田富八との戦い、2人目の暗殺者、木下一郎太蟄居と田沼意次御用人葉山文左衛門一味による一郎太家襲撃、磐音おこん辰平関前藩への船旅開始と三…

鬼平犯科帳 第6シリーズ #11 五月闇

●第6シリーズ #11 五月闇 梅雨、提灯店。みよしやの娼妓およねは伊三次の相方だった。 伊三次はおよねから他の客で胸に傷のある伊佐蔵のことを聞き、傷は昔盗人とやりあってできた傷だと聞かされる。 伊三次は鬼平にその男、強矢(すねや)の伊佐蔵が江戸に…

梅雨ノ蝶 居眠り磐音江戸双紙 佐伯泰英

●梅雨ノ蝶 居眠り磐音江戸双紙 佐伯泰英 磐音シリーズ第19作。季節は初夏。佐渡からの無宿者五人組逃げ出し情報と砂糖漬嵯峨一放火と番頭殺し、佐々木(尚武館)道場後継の件と磐音強襲され怪我、庚申の仲蔵一味の続報と若狭小浜藩篠田多助との稽古、尚武館…

鬼平犯科帳 第6シリーズ #10 おかね新五郎

●第6シリーズ #10 おかね新五郎 鬼平は寺で寺子屋をやっている原口を酒を持って訪ねる。原口は鬼平が若い時に通っていた高杉道場の同門だった。原口は時々酒や金子を持って訪ねてくれる理由を尋ねると、鬼平は息抜きだと答えるのだが… その帰り鬼平はおかね…

アパッチの怒り

●282 アパッチの怒り 1954 1872年コチース率いるアパッチと騎兵隊の戦いは終わり、コチース族長とハワード将軍は講和条約を締結した。 3年後チリカワアパッチの族長コチースは病で死の床にいた。コチースは長男ターザに後を継ぎ白人と平和に暮らすように、次…

捨雛ノ川 居眠り磐音江戸双紙 佐伯泰英

●捨雛ノ川 居眠り磐音江戸双紙 佐伯泰英 磐音シリーズ第18作。季節は年末から新春。佐々木道場土中の甕と亀戸村大賭博取り締まり〜竹村武左衛門大目玉、池田左衛門尉借金引き取り〜帰り道夜盗、佐々木道場師範鐘四郎の恋、唐人偉陽明暗殺事件、鐘四郎幼馴染…

ミッドナイト・イン・パリ

●281 ミッドナイト・イン・パリ 2011 パリの様々な風景が描かれる。 ギルは映画の脚本家だが小説家になる夢を持っている。そして1920年代のパリを愛していた。ギルは恋人イネズとその両親とともにパリへ出かけ、皆で食事をする。その場でイネズの友人ポール…

ぼくらの七日間戦争

●280 ぼくらの七日間戦争 1988 青葉中学は教師が生徒を厳しく管理していた。本人がいないところでの持ち物検査、遅刻者は正座などが行われ、時には暴力で生徒たちを従わせていた。そんな中、英語女性教師の西脇だけは生徒から信頼されていた。 ある日1年A組…

紅椿ノ谷 居眠り磐音江戸双紙 佐伯泰英

●紅椿ノ谷 居眠り磐音江戸双紙 佐伯泰英 磐音シリーズ第17作。季節は秋から冬へ。今津屋吉右衛門祝言〜速水左近媒酌人〜三河万歳騒動、佐々木道場改築話、冥加樽騒動〜指田精左衛門VS玲圓、磐音おこん法師の湯道中〜殺し屋丹下屋笠左衛門、指田精左衛門義弟…

蛍火ノ宿 居眠り磐音江戸双紙 佐伯泰英

●蛍火ノ宿 居眠り磐音江戸双紙 佐伯泰英 磐音シリーズ第16作。季節は秋。今津屋後添え佐紀の姉香奈と大塚左門猿江村騒動、白鶴身請け騒動〜身請け話、禿殺し、見世番殺し、容疑者特定から解決へ。 前々作で色々と一段落し、前作では盗賊話が中心的な話で今後…