鬼平

鬼平犯科帳 第7シリーズ #10 見張りの糸

●第7シリーズ #10 見張りの糸 2年前紙問屋が襲われ一家惨殺、家は放火されたが、この事件は未だ犯人逮捕に至っていなかった。この時彦十は盗賊のうちの二人、稲荷の金太郎と浪人戸田銀次郎を見かけていた。 彦十は2年ぶりに戸田を見かける。戸田は大黒屋とい…

鬼平犯科帳 第7シリーズ #09 寒月六軒堀

●第7シリーズ #09 寒月六軒堀 鬼平は五鉄で彦十たちと酒を飲み、そのまま泊まってしまう。翌朝彦十と話をした鬼平は今日一日仕事を忘れて街をぶらつくことにする。彦十と街を歩いていた鬼平は老侍が慌てて走って行くのを目撃、跡をつける。彼は用心棒に護衛…

鬼平犯科帳 第7シリーズ #08 泣き味噌屋

●第7シリーズ #08 泣き味噌屋 同心川村は弱気で泣き虫なことから忠吾からは「泣き味噌屋」と呼ばれている勘定方だった。川村は雷の音でさえビビってしまう始末だった。そんな川村は自分のことを情けなく思っていたが、与力小林は鬼平が川村の働きぶりを褒め…

鬼平犯科帳 第7シリーズ #07 五月雨坊主

●第7シリーズ #07 五月雨坊主 伊三次がまだ生きていた時の事件。伊三次が馴染みの遊女およねと店で遊んだ帰り道、絵師竹仙の家を通りかかる。その時竹仙は半死状態の男を家に引き入れようとしていた。 伊三次は竹仙を役宅に連れて来て鬼平に引きあわせる。竹…

鬼平犯科帳 第7シリーズ #06 殺しの波紋

●第7シリーズ #06 殺しの波紋 川に浮かぶ小舟で盗賊の飯坂の音八と犬神の竹松が仕事の分け前を理由に争っていた。竹松は音八を殺し河岸へ泳ぎつく。そこで竹松は別の舟で侍が2人を殺すのを目撃する。竹松はその侍に見覚えがあり、それは盗賊改の与力、富田達…

鬼平犯科帳 第7シリーズ #05 礼金二百両

●第7シリーズ #05 礼金二百両 鬼平は風邪で寝込み悪夢を見てうなされていた。その頃久栄は母からもらったべっ甲の櫛を売ろうとしていた。盗賊改方の費用として用立てるつもりだった。 同心たち、特に忠吾は鬼平の病を鬼の霍乱だと笑っていたが、与力小林に窘…

鬼平犯科帳 第7シリーズ #03 妖盗葵小僧

●第7シリーズ #03 妖盗葵小僧 寛政3年7月15日怪盗葵小僧が日本橋の筆屋竜渕堂を襲う。戸田の殿様を語り、戸を開けさせ侵入する手口だった。葵小僧は内儀お千代を主人の目の前で乱暴する。 10日後、街を歩いていた忠吾とおまさは池で入水心中を図ろうとしてい…

鬼平犯科帳 第7シリーズ #02 男のまごころ

●第7シリーズ #02 男のまごころ 盗賊改方の同心田中は職務には忠実だが実績は同僚に比べると芳しくはなかった。忠吾に役宅でからかわれ怒り出す始末だった。 その田中が鬼平の留守中に火付の下手人を捕まえた。男は菓子屋柏屋の下働きの亀吉、捕まえたのは田…

鬼平犯科帳 第7シリーズ #01 麻布ねずみ坂

●第7シリーズ #01 麻布ねずみ坂 鬼平は役宅で指圧師中村宗仙の治療を受けていた。宗仙は患者から50両100両という治療代を取ると評判の指圧師だった。彦十とおまさは宗仙が麻布ねずみ坂の家に戻るのを見て、その質素な暮らしぶりからいくら金を隠し持っている…

鬼平犯科帳 第7シリーズ #04 木の実鳥(このみどり)の宗八

●第7シリーズ #04 木の実鳥(このみどり)の宗八 鬼平は忠吾と富岡八幡宮に参詣する。その時直参旗本宮口がスリにあうのを目撃する。スリの後を追うとスリは財布から金だけ盗み、財布を捨てる。その財布を拾った鬼平は中からどこかの屋敷の図面を見つけ、忠…

鬼平犯科帳 第6シリーズ #11 五月闇

●第6シリーズ #11 五月闇 梅雨、提灯店。みよしやの娼妓およねは伊三次の相方だった。 伊三次はおよねから他の客で胸に傷のある伊佐蔵のことを聞き、傷は昔盗人とやりあってできた傷だと聞かされる。 伊三次は鬼平にその男、強矢(すねや)の伊佐蔵が江戸に…

鬼平犯科帳 第6シリーズ #10 おかね新五郎

●第6シリーズ #10 おかね新五郎 鬼平は寺で寺子屋をやっている原口を酒を持って訪ねる。原口は鬼平が若い時に通っていた高杉道場の同門だった。原口は時々酒や金子を持って訪ねてくれる理由を尋ねると、鬼平は息抜きだと答えるのだが… その帰り鬼平はおかね…

鬼平犯科帳 第6シリーズ #08 男の毒

●第6シリーズ #08 男の毒 盗賊改が黒股の弥市の家を取り囲んでいた。弥市は総上の三五郎の右腕と呼ばれた男で、女の生気を吸い上げ、あとは売ってしまうような男だった。今弥市の毒牙にかかっていたのは、おきよだった。盗賊改が踏み込むと抵抗しようとした…

鬼平犯科帳 第6シリーズ #07 のっそり医者

●第6シリーズ #07 のっそり医者 武士が寺の門前で医者を見かけ、後をつける。その医者を街中で見かけた忠吾が声をかける。医者は荻原宗順といい、忠吾が昔住んでいた組屋敷のそばに住んでおり世話になった先生だった。宗順をつけていた武士は名前を確かめ頷…

鬼平犯科帳 第6シリーズ #06 はさみ撃ち

●第6シリーズ #06 はさみ撃ち 猿皮の小兵衛は広島から中国筋、九州長崎博多を荒らしまくった大盗賊。祭りの日、壺屋の蔵から金が盗まれた。通りを挟んだ家から道の下に抜け穴を掘り、蔵の金を盗んだのだ。小兵衛の盗人宿を預かっていた小兵衛の配下弥次郎は…

鬼平犯科帳 第6シリーズ #05 墨斗(つぼ)の孫八

●第6シリーズ #05 墨斗(すみつぼ)の孫八 老人と浪人2人が1ヶ月前の盗みで手に入れた金を分けようと隠していた千両箱を明けにやってくる。しかし中身は石だった。騙されたと思った浪人たちが老人を斬ろうとし、老人は逃げる。老人は橋のたもとで休んでいた…

鬼平犯科帳 第6シリーズ #04 浮世の顔

●第6シリーズ #04 浮世の顔 滝野川村で二人の死体が見つかる。一人は侍だが、下帯を外した状態で撲殺されていた。もう一人は町人風情で、刺し殺されていた。 役宅では同心村松が同心山田に朝飯の大切さを説いていた。そこへ忠吾が来て、町方からの使いが滝野…

鬼平犯科帳 第6シリーズ #03 泥亀(すっぽん)

●第6シリーズ #03 泥亀(すっぽん) 彦十とおまさが魚藍観音堂を参っていた。その帰りに茶店でお茶をする。その時茶店の主人が店から出て来る。主人の名は泥亀の七蔵といい、以前は藤枝を根城とした盗賊牛尾の太兵衛一味の盗賊宿の番人をしていたが、数年前…

鬼平犯科帳 第6シリーズ #02 お峰・辰の市

●第6シリーズ #02 お峰・辰の市 忠吾は非番の日に内藤新宿の女郎お初に会いに行くが、お初は金持ちの隠居に引かされていた。その二人の姿を見に行った忠吾は落ち込み、内藤新宿の天龍寺境内の団子屋つぼやでやけ酒を飲む。店を追い出された忠吾は境内をフラ…

鬼平犯科帳 第5シリーズ #13 駿州・宇津谷峠

●第5シリーズ #13 駿州・宇津谷峠 京で父の墓参をした鬼平は江戸への帰途につく。途中藤枝で宿をとった。 宿で忠吾は鬼平に宿の夕食は鯉料理だと言うと、鬼平は俺が食いたいのは、牛越弁天の境内にある平富の鯉の洗いだと答える。忠吾はこれから出てくる料理…

鬼平犯科帳 第5シリーズ #12 艶婦の毒

●第5シリーズ #12 艶婦の毒 鬼平が京都へ父親の墓参りに行くことに。一月あまり江戸を離れることになるが、これは日頃の激務に対する老中松平定信の思いやりでもあった。鬼平は若い時に二年ほど京都で過ごしたことがあった。 鬼平が京へ行く際のお供が話題に…

鬼平犯科帳 第5シリーズ #11 隠し子

●第5シリーズ #11 隠し子 ある日、役宅に久助が野菜を持って訪ねてくる。彼は長谷川家の中間として働いていた者で昔から鬼平をよく知っていた。久栄が下がった後、鬼平は久助に話があるのではないかと尋ねる。久助は先代、鬼平の父に隠し子があったと告げる…

鬼平犯科帳 第5シリーズ #10 浅草・鳥越橋

●第5シリーズ #10 浅草・鳥越橋 仁助とおひろの夫婦が船宿で一緒にいた。二人は1年離れて暮らしていた。仁助は越後屋のお勤めが終わればまた一緒に暮らせる、鍵の蝋型は押切の定七に預けたし、傘山のお頭も江戸に入っているようだ、傘山のお頭の江戸でのお勤…

鬼平犯科帳 第5シリーズ #09 盗賊人相書

●第5シリーズ #09 盗賊人相書 盗賊が蕎麦屋に盗みに入り、店の者を皆殺しにしていた。しかし小女およし一人だけが生き残った。およしは盗人の頭の顔を見ており、顔に傷がある男だった。特徴のある顔なので人相書を作ることになるが、いつも人相書きをしてい…

鬼平犯科帳 第5シリーズ #08 犬神の権三郎

●第5シリーズ #08 犬神の権三郎 佐嶋が蕎麦屋明月庵に入る。そこで犬神の権三郎を見かけ、奴が店を出た後に声をかけ捕まえる。権三郎は7年前老夫婦を殺害し金を奪った凶悪犯で、佐嶋は二度取り逃がしていた。鬼平は取り調べを抜かるなと声をかける。 牢に入…

鬼平犯科帳 第5シリーズ #07 お菊と幸助

●第5シリーズ #07 お菊と幸助 鬼平は甲州へ旅に出る。三日が無事に過ぎ、与力、同心などは久栄の差し入れの酒を飲んでいた。役宅に以前お屋敷に勤めていたお菊が訪ねてきて久栄が相手をする。お菊は八王子の松葉屋に勤めていたが、3年前に父親の昔のことが店…

鬼平犯科帳 第5シリーズ #06 白根の万左衛門

●第5シリーズ #06 白根の万左衛門 ある日彦十は屋台でにぎあう門前で置き引きのスリが二人組の男女から仕事をしようとしているのを見かける。そいつが財布から金を抜き取ったところに声をかけるが逆に殴られてしまう。大声を出しなんとか助かるが腰を痛めて…

鬼平犯科帳 第5シリーズ #05 消えた男

●第5シリーズ #05 消えた男 1組の男女が江戸へ向かって旅をしている。女はお杉、8年間神田に帰ることを夢見ていた。二人は小田原で宿をとる。お杉は病気で、男に死んだら父のそばに埋めて欲しいと頼み、死んでしまう。 与力の佐嶋が市中見廻りをしている時に…

鬼平犯科帳 第5シリーズ #04 市松小僧始末

●第5シリーズ #04 市松小僧始末 日本橋界隈で嶋屋のおまゆの名を知らぬ者はいなかった。力と腕っ節は関取並みで売れ残りとして世間話のタネだった。 ある日おまゆは歩いていると、橋の上で柿の皮を切らずに長く剥いて男がおり、見物人が群がっていた。すると…

鬼平犯科帳 第5シリーズ #03 蛙の長助

●第5シリーズ #03 蛙の長助 盗人たちが廻船問屋上総屋から盗んだ品を運び出している。盗人同士がぶつかり千両箱が開き小判が地面に散乱する。男たちは急いで拾い集めるが、中の一人が一枚の小判を自分の懐へ。監視していた男がそれを見つけ、懐に入れた男を…