●019 女と男の名誉 1985
事前にネットでコメディだと書かれていたのを読んで見たため、ラストにびっくり。
冒頭からマフィアの血の儀式が描かれ結婚式のシーンへと移るため、血なまぐさいものを連想していたが、そんなシーンもなく、どちらかというとふわっとした感じで進んでいく。登場人物の乗る飛行機が左向きと右向きで描かれ行ったり来たりをしているのがわかるのがなんとなくおかしい。
話が展開すると導入部で描かれていたことが生きてくるのが判る。
愛し合った男と女がどちらも殺し屋、さぁどうなる、ということでひねった結末を想像していたが、シリアスなラストで驚いた。が、原題を見るとなるほどね、という感じか。ちなみに邦題が「女」からになっているのがちょっと憎い。