ワーキング・ガール

●040 ワーキング・ガール 1988

 

 主人公テスは証券会社に勤めているが、上司と合わず職場異動を繰り返す。女上司(シガニーウィーバー)のいる部署へ異動し、やっと認められるようになる。しかしその上司がケガをし、代理で連絡をこなす。その間に自分が提案したアイデアを乗っ取られていることに気づく。運悪く彼の浮気も発覚し、投げやりになったテスは上司の代役でパーティに出席する。その場で男(ハリソンフォード)と知り合うこととなる。酔っていたテスは男の家で一泊するが、記憶を失っていたテスは急いで逃げ出す。しかし翌日上司のふりをして会ったのはまさにハリソンだった。

 そのまま上司のふりをして元々自分のアイデアだった買収の話をハリソンとともに進める。しかし上司が退院することとなる。テスは買収先の社長の娘の結婚パーティにハリソンとともに潜入する。招かれていない二人は苦労するがテスは社長とコンタクトを取ることに成功。買収もうまくいくことに。この件の成功でテスはハリソンと仲良くなる。ベッドの上でハリソンから、付き合っている彼女と別れるつもりだと告げられたが、その彼女とはテスの上司だった。

 買収の最終段階の会議の場で契約が成立するが、その場に上司が登場、テスが贋物であり自分のアイデアを盗んだと告げ、テスは退場することとなる。

 落ち込むテス、友人の結婚式で元彼と出会うが浮気相手と一緒だった。会社はクビとなる。荷物を抱えてエレベータで1階まで行くと…

 

 女性たちのファッションやオフィスの感じがまさにこの時代のもの。最後の大逆転劇、立場の低い女性の大躍進もこの時代の夢だったんだろうなぁ。