マリー・アントワネット

●043 マリー・アントワネット 2006

 国是としてオーストリアからフランスへ嫁ぐこととなったアントワネット。冒頭からお国入りから結婚式までの様子が丁寧に描かれる。その後はベルサイユの儀式、世継ぎの問題、王の愛人の問題。アントワネットは周りからプレッシャをかけられる。次第に追い詰められるが、とうとう先に甥が生まれてしまう。

 彼女は徐々に派手な生活を送るようになり、パリの仮面舞踏会に顔を出す。パリから戻ると王が天然痘に。間も無く王は崩御ルイ16世が王となる。そしてアントワネットの誕生日パーティ。派手な生活はどんどんとレベルが上がって行く。またフランスはアメリカへの援助を決めこちらでもお金が必要に。

 一方いよいよアントワネットは妊娠、女の子を産む。王から別邸を与えられ、そこでは動物や植物を育て、娘との時間を過ごす。ある日軍の兵士を労う会が催されるが、そこで仮面舞踏会であったイケメン兵士と再会し二人は結ばれてしまう。

 いよいよフランスの財政が厳しくなりアントワネットは世間から非難を浴びる。母親の死、やっと生まれた男の子の死、など彼女を取り巻く環境はどんどん厳しくなってくる。そしてフランス革命の日がやってくる…

 

 歴史的事実はどうでも良く?、とにかく画がキレイ。