青天の霹靂

●053 青天の霹靂 2014

 売れないマジシャンの大泉洋が主役。後輩が先に売れ、アパートは水漏れ。そんな中父親の死の連絡が入る。警察で父親の死んだ場所を聞いた大泉はその場所でテントをみつけ調べていると自分が赤ちゃんの時の写真を見つける。写真に涙し現状を愚痴っていると突然気を失う。

 気がつくとそこは過去の世界だった。道端でマジックをやっていた時に知り合った子供の紹介で浅草の演芸場へ行く。現代のマジックに驚いた支配人は大泉を採用する。喋りが下手な大泉は柴咲コウと組んで舞台に出ることになる。柴咲の前の相方もマジシャンだった。ある日柴咲がホールに来ないので大泉が様子を見に行くと柴咲は元相方を迎えに警察に行こうとしていた。調子の悪い柴咲の代わりに大泉が警察に行くとそこにいたのは自分の父親(劇団ひとり)だった。

 支配人の提案で二人はコンビで舞台に立つことになる。初回喧嘩をしてしまうがそれに目をつけた支配人はコンビの喧嘩マジシャンとして売り出す。見事に売れるが、二人はさらに羽ばたくためにTVへの出演を目指しオーデションを受ける。

 柴咲は妊娠しているが出産に危険を伴うと父親は医師に言われる。父親は舞台を逃げ出し普通の仕事に就こうとする。大泉は母親が男と逃げたと聞かされていたのに事実が違うことに驚き、父親に歯向かうが父親は何を言われているのかわからず大泉を殴ってしまう。

 そしていよいよ大泉の誕生日がやってくる…

 

 この時期タイムスリップものが流行っていたのかね。現在へ戻るきっかけが何かが気になっていたが、なるほどねっていう感じ。ただ最後のオチがちょっと弱いかな。