デューン/砂の惑星

●086 デューン/砂の惑星 1984

 遥か先の未来。時の皇帝シャッダム4世は、宇宙で絶大な力を持つ香料メランジの産地である砂の惑星アラキスをアトレイデス公爵に与えるが、それは皇帝の陰謀で、公爵を待ち受けていたのは、宿敵ハルコネン家の襲撃だった。戦闘と混乱の中、公爵の息子ポールは母ジェシカと広大な砂漠へ逃げ延びるが…

(映画冒頭のナレーション) 香料メランジで突然変異した航宙ギルドの航宙士はスパイスがすで宇宙空間を折りたたむ力を手に入れ、動くことなく宇宙のどこにでも行くことができる。メランジは唯一砂の惑星アラキス、そこには地元民フレメンが隠れ住み、彼らは救世主が現れるのを待っていた。

 

 原作小説の映画化だが、きっと原作は超大作なんだと思う。とても長い小説を1本の映画に無理やりまとめた感がすごい。世界観、設定があまり説明されないまま話が進むのでとてもわかりにくい。原作を読んでいる人は良いんだろうけど。

 特撮部分はこの時代のものだから仕方ないにしても、登場人物の気持ちや考えをナレーション的に入れるのはどうなのか?重要な役割をするボイスの意味あいなのかもしれないが、非常に引っかかった。

 監督がカルト的人気者だから一部ファンの方がいるようだが、自分にはナシだな。