●107 激突! 1971
男がハイウェイを走っている時、1台のトラックを追い越す。トラックは彼の車を執拗に追いかけ、煽ってくる…
あらすじを文章で書くとこれだけかな(笑
もちろん、彼は奥さんとの電話で早めに目的地に行きたかったし、一度は150kmで走りながら道をそれ、農場の木の柵にぶつかったり、スクールバスを助けるくだり、電話boxがひかれたり、などストーリー的なものはある。しかし、内容としては2行で済んでしまう。しかしこれが1本の映画並みの(一応これはTV映画)長さで十分に見応えがある。やっぱりすごいスピルバーグ。
怖い対象をはっきり映像として見せない手法はジョーズや未知との遭遇そのもの。
主人公が取る行動も共感できるものばかり。見ている側が「だったらこうすりゃいいじゃん」ということをしっかりやっているし。危機が去ったように見せて、また危ないし。
ラストの締め方をどうするのかと思っていたが、まぁしょうがないか。
しかし、アメリカは広い。対向車もなければ、分岐する道もないし(笑