ロミオとジュリエット

●131 ロミオとジュリエット 1968

 モンタギュー家とキャピュレット家は対立していた。町の広場で諍いを起こし、大公から次に諍いを犯した者は死刑だと宣言される。

 モンタギュー家のロミオはキャピュレット家の舞踏会に忍び込む。そこでジュリエットに一目惚れをし、夜ジュリエットの部屋を訪ね愛の告白をする。翌日二人はロレンス牧師の元で結婚をする。

 町の広場でモンタギュー家とキャピュレット家の若者同士でまた諍いが起きる。ロミオは仲裁に入るが、その際ロミオの友マキューシオがキャピュレット家のティボルトに刺され死亡する。逆上したロミオはティボルトを追い、決闘をしティボルトを刺して殺してしまう。事件を知った両家は大公に裁きを願い出る。大公はティボルトを殺したロミオの追放を言い渡す。ロミオはロレンスに相談、その夜ジュリエットの元に行き、一夜を共にする。ロミオが去った朝ジュリエットは悲しむが、そこへ母親から木曜にパリスとの結婚をするよう言われる。ジュリエットは結婚を承諾しないため、父親の逆鱗に触れる。

 困ったジュリエットはロレンスに助けを求める。ロレンスは仮死薬をジュリエットに与え、復活後ロミオのいるマンチュアに行く案を示す。ジュリエットは仮死薬を飲み、翌日ジュリエットの葬式が行われる。それを見たロミオの従者がマンチュアにいるロミオに知らせる。ロレンスが事情を書いた手紙をロミオに出すが、その手紙の配達人よりも早くロミオに知らせてしまったため、事情を知らないロミオはジュリエットの眠る霊廟に来て、ジュリエットの元で毒を飲み死んでしまう。その後目を覚ましたジュリエットはロミオが死んでいることに気づき、自らも短剣で命を断ってしまう…

 

 超有名な作品。だいぶ昔に一度見たと思うが、有名な窓際のシーンとラストしか覚えていなかった。夢いテーマ曲は劇中歌なのね。で、二人は既に結婚をしていたんだ。しかも一夜も共にしているし。まぁそうか。だからこそ、なのか。

 しかしオリビアハッセーの綺麗なこと。しかも14歳という役柄の幼さも見せつつ、最後は決意をした女の強さみたいなものまで見せてくれる。

 シェイクスピアの原作を読むことはないだろうが、しかし言葉遊びがすごい。刺されてしまうマキューシオのしゃべくりったらないよなぁ。