レッドクリフ2

●465 レッドクリフ2 2009

 赤壁の両岸に陣取った曹操孫権劉備。しかし劉備は流行病のため戦線離脱してしまう。数で圧倒する曹操軍を倒すため、孫権の妹はスパイとなり曹操軍に侵入し敵の情報を伝える。

 矢が足りない孫権軍だったが、孔明の働きで曹操軍から大量の矢を入手する。また曹操軍の一員でありながら周瑜の友人を利用し、曹操軍の水軍の長をスパイだと騙し処刑させる。

 曹操の大軍に立ち向かうため火攻めをしようとするが、風向きが悪く実行できずにいたが、孔明の知識で夜中に風向きが反転することを知る。時間稼ぎのために周瑜の妻は単身曹操に会いに行き、曹操軍の攻撃を遅らせる。

 風向きが変わり孫権軍は攻撃を始める。離脱していた劉備軍も加わり、一気に攻める。曹操軍は大敗を記すことになる。攻撃が遅れた原因となった周瑜の妻を殺そうとするが、そこに孫権劉備たちが立ちふさがり、周瑜の妻を奪還する。戦いは終わり、孫権たちは曹操を殺さず生かしておく。そして孔明周瑜は別れを告げる。

 

 前作に続きいよいよ大決戦が始まる。しかしその前に孔明周瑜が名軍師であるところを見せる。そして火攻め。前作同様、CGと大掛かりなセットを用い、存分に大決戦が描かれる。圧倒的なスケールだった。

 周瑜の妻も美人だったが、スパイとして曹操軍に侵入する妹も可愛かった。調べたら、あの「少林サッカー」のあの女優さんだったと知り納得。

 前作も本作も本当の三国志ファンからすると原作?史実?に基づかないストーリーが多いらしく不満らしいが、三国志のことを全く知らない自分には十分楽しめた。1950年代のハリウッドの大作にも引けを取らない作品に仕上がったと思う。

 三国志に興味が出て来たので、次は例の日本映画版三国志でも見てみるか(笑