2020-01-01から1年間の記事一覧

春霞ノ乱 居眠り磐音江戸双紙 佐伯泰英

●春霞ノ乱 居眠り磐音江戸双紙 佐伯泰英 磐音シリーズ第40作。季節は春。正睦と照埜江戸へ、正睦勾引かし、正睦探索、正睦勾引かしの犯人、旧尚武館からの正睦救出。 前々作で江戸に戻った磐音、前作では速水の甲府からの戻りを手助けし、本作でいよいよ田沼…

秋思ノ人 居眠り磐音江戸双紙 佐伯泰英

●秋思ノ人 居眠り磐音江戸双紙 佐伯泰英 磐音シリーズ第39作。季節は冬。速水甲府出立、速水中間捻挫と磐音速水兄弟速水出迎えへ、速水江戸帰着、おすな弟五十次と鶴吉の三味線、五十次読売へと速水襲撃。 前作磐音の策略で甲府から江戸に戻れることになった…

慕情

●310 慕情 1955 1949年香港。ハン・スーインは病院に研修医として勤務していた。彼女はイギリス人と中国人のハーフだった。忙しい仕事の最中、上司から病院理事の妻パーマージョーンズ夫人のパーティに気晴らしに参加するように言われる。そのパーティでマー…

がんばれ!ベアーズ

●309 がんばれ!ベアーズ 1976 バターメーカーは議員であるホワイトウッドから少年野球チームベアーズの監督をするよう頼まれる。ホワイトウッドはチームを一つ増やし、強豪ぞろいのリーグに入れたのだった。バターメーカーは集まった少年たちと練習を始める…

東雲ノ空 居眠り磐音江戸双紙 佐伯泰英

●東雲ノ空 居眠り磐音江戸双紙 佐伯泰英 磐音シリーズ第38作。季節は秋。磐音一行江戸へと小梅道場、小梅村での皆との再会と霧子重富家訪問、弥助と御庭番甲賀臑八、帰着後の挨拶回り、谷戸の淵と速水復職への策略。 とうとう3年半ぶり?に磐音が江戸に帰っ…

死の追跡

●308 死の追跡 1973 サンタローザの街で銀行強盗が発生する。この街の住民は協力し強盗たちを追い詰める。この街の保安官キルパトリックは銃を持たず、皆にも撃たせないことで有名だった。強盗たちを捕まえ、最後の一人も追い詰めるが、その一人ブランドは学…

居眠り磐音江戸双紙 帰着準備号 橋の上 佐伯泰英

●居眠り磐音江戸双紙 帰着準備号 橋の上 佐伯泰英 磐音シリーズの特別編。以前同じようなものとして「読本」があったが、内容的にはシリーズがさらに進んだ後のもののため、それに合わせたものとなっている。 巻頭カラー口絵、青春編「橋の上」、江戸案内〜…

愛情物語

●307 愛情物語 1965 エディはニューヨークのセントラルパークカジノの楽団のライスマンを訪ねる。以前彼のピアノ演奏を見たライスマンが誘ってくれたため、楽団に雇ってもらうつもりだったが、あっさりと断られる。しかし店にいたマージョリーの計らいで楽団…

一矢ノ秋 居眠り磐音江戸双紙 佐伯泰英

●一矢ノ秋 居眠り磐音江戸双紙 佐伯泰英 磐音シリーズ第37作。季節は前作から1年後の約1年間。江戸の仲間へ磐音の近況知らせと尚武館取り壊し、姥捨の郷入口での敵撃退、お有岩田帯祝いと辰平利次郎江戸尾張へ、雹一派との戦いの準備、おすな女人禁制の高野…

ホワイト・ラブ

●306 ホワイト・ラブ 1979 忍はスペイン語学校に通う。授業料支払いの件で窓口にいた時に健のマッチが原因で服を焦がしてしまう。二人は翌日夕方会うことを約束する。忍は母が美容院を経営する実家に帰る。姉が夫婦喧嘩をし家に戻ってきていた。 翌日スタイ…

紀伊ノ変 居眠り磐音江戸双紙 佐伯泰英

●紀伊ノ変 居眠り磐音江戸双紙 佐伯泰英 磐音シリーズ第36作。季節は秋。高野山光然と新宮藩榊原との出会い、光然の会談と磐音付添、品川柳次郎の仲人の件、雹田平の占いと刺客梅津与三郎とおつな、和歌山藩会談合意と梅津との戦い。 前作で高野山の隠れ里に…

姥捨ノ郷 居眠り磐音江戸双紙 佐伯泰英

●姥捨ノ郷 居眠り磐音江戸双紙 佐伯泰英 磐音シリーズ第35作。季節は秋から冬。速水甲府へと磐音名古屋立ち退き、磐音たち彦根へ、辰平関前藩経由で高知藩へ、磐音たち姥捨の郷へ、辰平利次郎姥捨の郷へとおこん出産。 前作で江戸から逃れた磐音たちが尾張に…

真昼の死闘

●305 真昼の死闘 1970 ホーガンが荒野で三人組の悪漢に襲われているシスターサラを助ける。ホーガンがその場をさろうとするとサラは死者を埋葬すべきだと話す。ホーガンは断るがサラはホーガンからスコップを借りて埋葬する。その後二人は別れようとするが、…

尾張ノ夏 居眠り磐音江戸双紙 佐伯泰英

●尾張ノ夏 居眠り磐音江戸双紙 佐伯泰英 磐音シリーズ第34作。季節は夏。おそめの半日休みと磐音尾州茶屋家との出会い、磐音尾張藩道場へ、陣羽織騒動と中部相右衛門との戦い、木曽美林横流し調べ、密偵救出と薩摩南郷十右衛門との戦い。 前作で江戸から脱出…

鬼平犯科帳 第7シリーズ #03 妖盗葵小僧

●第7シリーズ #03 妖盗葵小僧 寛政3年7月15日怪盗葵小僧が日本橋の筆屋竜渕堂を襲う。戸田の殿様を語り、戸を開けさせ侵入する手口だった。葵小僧は内儀お千代を主人の目の前で乱暴する。 10日後、街を歩いていた忠吾とおまさは池で入水心中を図ろうとしてい…

エデンの東

●304 エデンの東 1955 山脈を挟んだ農地サリナスと漁港モンテレー。その間25km。1917年モンテレーの町外れ。銀行から出てきた女性ケートをキャルは尾行し、家までついて行く。ケートも気づいており、家にいたジョーに追いはらわせようとするが、キャルはケー…

おしゃれ泥棒

●303 おしゃれ泥棒 1966 ニコル・ボネは車のラジオで父シャルル・ボネのセザンヌの絵が高額でオークションで売れたとのニュースを聞き、急いで家に帰る。シャルルは贋作作りの名人で、ニコルは父に贋作を売るのは危険だと話す。そこにパトカーに先導された車…

孤愁ノ春 居眠り磐音江戸双紙 佐伯泰英

●孤愁ノ春 居眠り磐音江戸双紙 佐伯泰英 磐音シリーズ第33作。季節は春。前作事件後の磐音の仲間たちの様子と磐音おこんの旅立ち、箱根越えと偽名の手形入手、島田宿逗留と江戸からの追っ手、舞阪銃積み船への細工、刈谷宿佐々木家墓と小姓組陣内との戦い。 …

山桜

●302 山桜 2008 磯村野江は叔母の墓参りをする。その帰り道、見事な山桜を見かけ枝を手折ろうとするが手が届かない。そこへ通りかかった武士が代わりに枝を手折ってくれ、野江の名前を呼ぶ。彼は手塚弥一郎、以前野江が見合いし断った相手だった。手塚は挨拶…

鬼平犯科帳 第7シリーズ #02 男のまごころ

●第7シリーズ #02 男のまごころ 盗賊改方の同心田中は職務には忠実だが実績は同僚に比べると芳しくはなかった。忠吾に役宅でからかわれ怒り出す始末だった。 その田中が鬼平の留守中に火付の下手人を捕まえた。男は菓子屋柏屋の下働きの亀吉、捕まえたのは田…

更衣ノ鷹 下 居眠り磐音江戸双紙 佐伯泰英

●更衣ノ鷹 下 居眠り磐音江戸双紙 佐伯泰英 磐音シリーズ第32作。季節は安永8年(1779年)2月。おこん誘拐解決のお礼参りと田沼御用人道場へ、田沼意次についての調べ、家基2回目の鷹狩りと佐々木家隠し墓と料理茶屋、玲圓隠居部屋と磐音歌女との戦いの場川…

風立ちぬ

●301 風立ちぬ 1976 昭和17年。節子は父欣吾と軽井沢の別荘で暮らしていた。欣吾は近所に住む青年たちを家に招き食事や酒をご馳走する。その場で節子のお見合い相手の写真が話題になる。達郎は節子に惚れておりその話には不愉快にならざるを得なかった。 達…

更衣ノ鷹 上 居眠り磐音江戸双紙 佐伯泰英

●更衣ノ鷹 上 居眠り磐音江戸双紙 佐伯泰英 磐音シリーズ第31作。季節は冬。丸目高継身罷りと羽根村金次郎登場、松平辰平福岡入りと国瑞西の丸解雇、平助対歌女と家基放鷹(ほうよう)、おこん勾引と羽根村金次郎失踪、羽根村黒幕橘右馬助と砂村新田からのお…

戦う幌馬車

●300 戦う幌馬車 1967 西部を荒野を金塊輸送幌馬車が駆けている。 トウジャクソンが街に帰って来る。保安官事務所に現れた彼は刑務所は3年で仮釈放になったと話し、保安官事務所に出頭しろという命令書を差し出す。保安官は毎週月曜に顔を出すように言い、牧…

刑事マディガン

●299 刑事マディガン 1967 金曜日 刑事マディガンは相棒ボナーロと共にベネシュの家に押し入る。女とともにいたベネシュを連行しようとするが、女の裸を見ている隙にマディガンはベネシュに銃を奪われ、逃げられてしまう。 警察委員長のラッセルは朝証拠のテ…

オリエント急行殺人事件

●298 オリエント急行殺人事件 2017 名探偵エルキュールポワロがオリエント急行に乗車する。乗客の1人ラチェットから脅迫されているため警護を、と頼まれるがポワロは断る。列車が雪崩で停止、前進できなくなった夜、ラチェットが殺害される。事件解明を依頼…

侘助ノ白 居眠り磐音江戸双紙 佐伯泰英

●侘助ノ白 居眠り磐音江戸双紙 佐伯泰英 磐音シリーズ第30作。季節は年末年始。利次郎土佐到着と父襲撃、槍折れ小田平助登場と道場餅搗き、金兵衛長屋の憑神幻々斎と水戸家屋敷での闘剣、利次郎土佐家騒動と平助道場門番に、土佐漆会所での戦いと田沼意知雇…

絶唱

●297 絶唱 1975 ナレーションから始まる〜谷一番の分限者園田の若様に綺麗な花嫁が来るが、花嫁はその時既にこの世の人ではなかったと聞いた。 昭和17年、山陰地方のある地方。小雪は実家に帰って来る。驚く両親が理由を聞くと「旦那様と若様が私のために喧…

バニー・レークは行方不明

●296 バニー・レークは行方不明 1965 アンはロンドンへ引っ越してきて、娘のバニーを保育園に預ける。しかし先生と会うことができず、調理師の女性にそのことを話し、家に戻る。家には引越しの荷物がちょうど届き、室内に運び込むところだった。そこへ大家が…

冬桜ノ雀 居眠り磐音江戸双紙 佐伯泰英

●冬桜ノ雀 居眠り磐音江戸双紙 佐伯泰英 磐音シリーズ第29作。季節は冬。鼠志野の茶碗を巡る高家瀬良家と神沼家の争い、能楽の丹五郎一味捕縛の策と丸目高継歌女登場、豊江丸での丹五郎一味捕縛と武左衛門の外泊、家基の悪夢と磐音おえいたちでの猪鍋、家基…